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まちなかで楽しく学ぼう 安曇野でカレッジ

 安曇野市内の商店主らから菓子作りや時計の修理、ダイエットのカウンセリングなどを学ぶ講座「まちゼミ」と、文化施設の学芸員や歴史文化に詳しい市民が講師を務める「安曇野学講座」の二つからなる「安曇野まちなかカレッジ」が、3月1日まで穂高地域で開かれている。まちゼミの「安曇野の『こんなのすごい』再発見講座」が8日、穂高商工会館であり、市内の男性4人が受講して意見を交わした。

「こんなのすごい再発見」は安曇野の良さを知るため、国内の同規模の都市と比較して分析する講座で、中小企業診断士の小林一成さん(50)=穂高=が講師を務め、移住者や地域おこしに関心がある人たちが参加した。
 意見交換では、湧き水や景観、歴史文化といった安曇野の良さの一方で、課題として高齢化率の高さや滞在する観光客の少なさなどが挙がった。田園風景が条例で守られている一方で「アパートなどの賃貸住宅が建てにくく、若者世代は住みづらいのでは」とか、人口に対して美術館や博物館の数が多いのは利点であると同時に「閑散としていてはもったいない」などと、活発に発言が交わされた。
 小林さんは「こういった意見の交わし合いや、提案できる場がもっとできていってほしい」と願っていた。
 まちなかカレッジは商店や各種団体でつくる実行委員会が主催していて、全部で30講座ある。一部はまだ参加者を募っている。講座の一覧や申し込み先は安曇野まちなかカレッジのホームページ(http://azumino‐college.net)で確認できる。
 問い合わせは事務局の商工会穂高支所(電話0263・82・5820)へ。