政治・経済

松本市長選告示まで1カ月 立候補予定5氏の前哨戦熱く

 3月8日告示、15日投開票の松本市長選挙まで1カ月余りとなった。現職の菅谷昭氏(76)が4期目の今期限りで引退を表明した中、これまでにいずれも無所属新人の臥雲義尚=中央3、花村恵子=沢村2、大月良則=波田、百瀬智之=井川城3、上條邦樹=中央1=の各氏が立候補を表明した。市長選史上、戦後最多の5人による争いが見込まれ、告示に向けた前哨戦は熱を帯びている。

 臥雲氏は、車座集会や毎朝の辻立ちを重ねてきた。告示まで500件を目標に事業所も精力的に回る。他氏に先駆けて始動した陣営は「後ろは振り向かない」と奮起し、先月には女性の支援組織もつくり支持拡大に努める。若年層へSNSでの情報発信にも力を注ぐ。
 花村氏は、あいさつ回りや辻立ち、著名人との対談などを重ね、知名度向上や若年層への浸透に努めてきた。陣営幹部は「唯一の女性候補予定者で、市民の期待を感じる」。今後は辻立ちの頻度を高め、SNSも駆使して6日に発表した政策を広めていく。
 大月氏は、辻立ちと各地区で開く「ミニ集会&情報交換会」を重ねている。後援会の野村伸幸総務局長は「一方通行でなく、市民の意見を聞く双方向型を意識している」と話す。今後市民との対話の機会となる集会を増やしていく。9日に発表する政策もまとめている。
 百瀬氏は、幹線道路交差点での毎朝の辻立ちやあいさつ回り、地域住民の集会への出席などで浸透を図る。「手探りの部分もあるが、県議選に比べて注目度が違う」と語る。従来の選挙手法にとらわれない新たな手段も模索しながら活動を展開する。
 上條氏は、1日に出馬表明した。地元の中心市街地に事務所を開設し、近く政策発表も行う予定だ。「4期16年続いた菅谷市政を刷新する」と強調し、他氏との違いを鮮明にしながら、保育園の待機児童解消、新市庁舎建設など大型事業の見直しを訴える。

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