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1月高温観測史上1位 月平均松本は2.8度

 気象庁の気象観測データによると、1月の県内は各地で記録的な高温となった。月平均気温は松本市沢村(松本)で2・8度(平年比3・2度高)、安曇野市穂高で2・2度(同2・6度高)、木曽町福島で2・0度(同3・7度高)となるなど、県内26観測地点で1月の平均気温としては観測史上1位を記録した。松本の月降水量は下旬に南岸低気圧に伴い重く湿った「カミ雪」が降った影響で平年より13・1ミリ多い49・0ミリを観測し、高温多雨な月となった。

 長野地方気象台によると、寒暖を隔てる偏西風が12月ころから日本付近で北寄りに流れ、県内は暖かい空気が流れ込みやすく寒気の南下も弱かった。松本で1月の平均気温が氷点下(気温0度以下)にならなかったのは、月平均気温が0・5度だった平成22年1月以来だ。松本市今井では月平均気温が1・9度で、平成22年1月の歴代1位記録(氷点下0・2度)を2・1度も上回った。
 気象庁の観測によると、松本の平均気温の平年値(昭和56年~平成22年の平均値)は、1月は下がり調子で推移して24~31日に氷点下1・0度の"底"になり、2月から再び上昇する。だが今年1月は右肩上がりで、特に下旬は平年より4・3度も高い3・3度を観測した。1月に最低気温が0度を上回った日数は9日間、最高気温が10度以上の日数は8日間あり、特に8日は最低気温が6・2度までしか下がらず、日中の最高気温は15・4度まで上がる暖かい一日だった。
 長野地方気象台は2月以降の気温について「一時的に寒い日もあると思うが、おおむね横ばいから上向きに推移しそう。春の訪れをいち早く感じられるかもしれない」としている。

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