地域の話題

火災18件で1~3月に集中 木曽広域消防の昨年まとめ

 木曽広域消防本部のまとめだと、昨年1年間に管内(木曽郡6町村と塩尻市楢川地区)で発生した火災は、前年より1件多い18件だった。死者はゼロ(前年1人)となった一方で、負傷者は4人(前年比2人増)と倍増した。1~3月の火災が13件で、例年と同様に全体の7割を占めたほか、昨年は2月に放火が原因とみられる火災が5件と相次いだ。

 内訳は建物火災が7件(同1件減)、林野火災が2件(同1件増)、車両火災が1件(増減なし)、その他火災8件(同1件増)だ。町村別だと、南木曽町6件、木曽町4件、上松町と大桑村が3件、木祖村2件で、王滝村と塩尻市楢川地区で火災はなかった。
 例年、3月中旬の彼岸の時季にたき火や線香の火が風にあおられて延焼する火災が相次いでいて、昨年も3件発生した。2月25日に、南木曽町読書の町道沿いの山林のり面2カ所から出火し下草を焼く火災が起き、立て続けに翌日以降、大桑村でも同様の火災があるなど放火が原因とみられる火災が続いた。
 今年は暖冬で雪や雨が少ないため、木曽広域消防本部は火災が発生しやすい時季が早まりそうだと警戒している。同本部は3月中旬に管内の町村に依頼して火災予防の広報を新たに行うことも考えていて、大久保和実予防係長は「風の強い日に火をたかないなど火災予防を徹底し、最も少なかった平成29年の9件を下回るようにしたい」と呼び掛けている。

連載・特集

もっと見る