連載・特集

2020.2.26みすず野

 「ニューヨーク株式相場、全面安の展開で大幅下落」「日経平均株価一時1000円以上急落」「ロンドン市場も」...。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、世界的な株安がきのう報じられた。ふと昭和初期の株価大暴落、世界恐慌が頭をよぎった◆一方で、世界保健機関(WHO)が、中国での感染の流行はピークに達したとし、「着実に減少している」と表明した。中国国内はそうであっても、その他の国々は拡大が止まらず、深刻な事態に変わりはない。さまざまな経済リスクが懸念され出した。一つは中国経済のさらなる低迷◆二つめは、中国と結びつきの強い国、もちろん日本もそうで、その国々の企業収益、観光、消費活動などに影響が及んで、景気の冷え込みを招くこと。日本は消費増税後、台風、暖冬など想定外の現象が起きて、消費はすでに弱く、マイナス成長が言われている。新型肺炎の追い打ちは避けられない◆「ショックが起きると、経済のありようが経験したことのない状況に一変してしまう」。日本経済新聞で、エコノミストの指摘を読んだ。一人一人にできることは、感染予防に努める以外思いつかない。

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