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2020.2.17みすず野

 「こくぜいちょうさ」ではなくて、「こくせいちょうさ」と読む。国勢調査。国の最も基本的な統計調査で、5年ごと実施され、さまざまな基礎資料に用いられる◆この国勢調査は、第1回が大正9(1920)年に行われた。ということは、ちょうど100年前である。100年前の日本の人口は、5596万3053人、平均寿命は何と男性42歳、女性43歳だった。現在人口は約2・3倍に増え、平均寿命は約2倍になった。都道府県別の人口は当時、東京が1位で370万人、大阪、北海道と続き、長野県は8位の156万人◆現在は1位東京が1300万人、神奈川、大阪と続き、北海道は8位、長野県は205万人で16位。平均寿命の伸びに驚くが、世帯数が4・6倍になったにもかかわらず、1世帯当たりの人数は2分の1、出生率は4分の1に減った。100年の間に信じられないくらいの長寿化が実現した一方、少子化が起きた◆人口構造は激変した。今後も子どもは減って高齢者は増え続け、国民の2・6人に1人が高齢者の時代が訪れる、と予測されている。ことしが国勢調査の年に当たり、正確な統計が出る。

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