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御嶽海2場所連続で負け越し 大相撲初場所

 大相撲初場所(東京・両国国技館)千秋楽の26日、上松町出身で西前頭2枚目の御嶽海(出羽海部屋)は、西前頭4枚目・正代(時津風部屋)に押し出しで敗れた。先場所6勝9敗と負け越し、三役から3年ぶりに平幕に番付を下げた場所を7勝8敗で終えた。御嶽海が2場所連続で負け越すのは、平成27年11月場所の新入幕以来、初めて。

 御嶽海は今場所「平幕は暴れられる地位」と臨むも、序盤から一進一退の星取が続いた。福島中学校時代の相撲部顧問・安藤均さん(61)=塩尻市広丘原新田=は「中盤戦にかけては、本調子ではないながらも動きは悪くなかった。踏み込みもまずまずで、立ち合いで主導権は取れていた」とみる。一方で、6日目・貴景勝戦、8日目・妙義龍戦の黒星を例に挙げながら「腰高で一気に勝負が決められずに攻防が続く相撲も多かった」と指摘する。
 9日目から白星を三つ並べたが、12日目から一転、4連敗を喫した。この日の千秋楽は、立ち合いかち上げで起こされ、踏み込まれての力負けだった。県相撲連盟選手強化副部長の中村協和さん(73)=木曽町福島=は「正代の前まわしを取りにいった。立ち合いの失敗」と手厳しい。「突き放す御嶽海本来の相撲で挑んでほしかった」と話す。
 2場所連続の負け越しについて「今奮起しなければ再び上を目指すチャンスは巡ってこない。稽古の内容を含めた相撲への意識を見直して『変身』を」とエールを送った。
 春場所(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)の番付は2月24日に発表される。

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