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目隠しサッカー子供熱中 池田で障害者スポーツ体験

 池田町総合体育館で26日、視覚障害者が取り組める「ブラインドサッカー」の体験会が開かれた。さまざまなスポーツを通じて地域活性化を図り、障害者スポーツに触れる機会をつくろうと考えたサッカー松本山雅FCの呼び掛けに応じて、地域のスポーツ少年団やクラブチームでサッカーをしている小中学生63人が参加した。

 県ブラインドサッカー協会長で、自身もプレーする中沢医さん=埴科郡坂城町=や山雅スタッフが指導した。子供たちは目隠しをして、ボールの位置や進むべき方向を伝えるガイド役の声を聞き、動くと音がするボールを追った。
 パスの受け取りやドリブル、シュートを体験し、試合にも臨んだ。池田小学校2年の相澤悠理君は「簡単だと思ったけれど、やってみると難しい。見えないので、ボールを探すのもドリブルも大変」と試行錯誤していた。
 話すこと、聞くこと、相手を思いやることが大事だと説明した中沢さんは「最初は緊張していたが、少しずつ声が出て、楽しそうにプレーするようになった」と、子供たちの変化を見守っていた。
 松本山雅は、スポーツを通じて地域や子供たちを元気にしたいと考えている。ブラインドサッカーの体験で、目が見えないことの怖さや一歩を踏み出す勇気、仲間とのコミュニケーションの大切さが実感できると期待する。担当したスクールコーチの萩原正樹さんは「障害者スポーツの体験を通じて、世界を広げてもらいたい」と話していた。

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