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高校生 休暇の課題考える 県内16校 意見交換

 県内の高校生が学校生活や学習をめぐるテーマについて話し合い、考えを深める「第2回県高校生会議2020」が25日、松本県ケ丘高校を会場に開かれた。県内各地の16校から48人が参加し、「長期休暇の課題」をテーマに意見交換した。長期休暇に充実した学習をするためには、学校から出される課題(宿題)はどうあるべきかなどをまとめ、本年度中に県教育委員会に提言する方針だ。

 各地の高校生12人で実行委員会をつくって企画し、昨年2月に続いて2回目の開催となった。中信地域からは、松本県ケ丘、梓川、南安曇農業、木曽青峰、松本美須々ケ丘、蘇南、松本深志の各高校、松本秀峰中等教育学校の生徒らが参加した。
 会議ではまず、実行委が各国の教育事情を紹介したうえで、よりよい学びをするために日本では長期休暇の課題(宿題)がどうあるべきかを投げかけた。参加者は八つのグループに分かれてディスカッションをして、グループごとに意見をまとめて発表した。
 発表では「全員に同じ課題を課すのではなく、いくつか選択肢を設けることで一人一人が自分に合ったペースで学びを進めていける」といった意見や、「提出課題の量を減らし、その分課外活動など自主的な学びを行うようにすることで、各自の興味を伸ばしていけるのでは」といった提案があった。「課題が(自主的に学びを深めるためでなく)大学受験対策になってしまっている」といった意見もあり、大学入試のあり方も一緒に考えた。
 県高校校長会長の今井義明・松本深志高校長ら10人がアドバイザーとして助言をした。会議の内容は実行委がまとめ、本年度中に県教委に提言する方針だという。実行委員長の木村珠星君(17)=松本県ケ丘高校2年=は「長期休暇には、自主的な学びを深める機会がもっとほしいという意見が多かった。会議で深まったそれぞれの考えを、少しでも現実に結びつけていければうれしい」と話していた。

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