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松商柔道部アベックV 県大会団体戦、男子は34年ぶり

 本年度の第42回全国高校柔道選手権県大会で、松商学園高校柔道部が男女ともに団体戦を制し、初のアベック優勝を果たした。男子は第8回大会の昭和60年度以来34年ぶりに県大会を制する快挙となった。全国大会は3月に前橋市で開かれ、男女そろい踏みとなる大舞台に向け、これまで以上に練習に熱気が帯びている。

 県大会は今月11日と12日に行われた。男子は接戦の末に強豪を撃破して頂点に駆け上がった。1回戦を快勝すると、準々決勝で強豪の佐久長聖を代表戦の末に破った。これで勢いに乗り、準決勝は連覇を狙う東海大諏訪を代表戦で下し、決勝は松本第一との中信対決を大将戦の末に勝利した。手塚裕司監督は「チームワーク良く、最後まで心が折れずに戦えた」とたたえる。
 ひときわ存在感を示したのが竹村雄飛君(2年)で、二つの代表戦と決勝の大将戦で勝利する勝負強さを発揮し、優勝の原動力となった。竹村君は前日の個人戦81キロ級決勝で、残り2秒で逆転負けを喫しており「個人戦の悔しさを団体戦にぶつけた」という。悲願の優勝を喜びつつ「全国で一つでも多く勝ちたい」と、新たな目標に向かって闘志を燃やす。
 女子は1回戦で不戦勝となり、佐久長聖との決勝は3-0で完勝した。個人でも全国優勝が狙える矢澤愛理さん(1年)と塩原未々さん(同)を軸に、きっちりとポイントを取り切る柔道で地力の違いを示した。実力のある選手がそろったことで、手塚監督も上位進出に手応えを感じている。矢澤さんは「全国でも優勝を目指し、確実にベスト8には残りたい」と力を込める。
 全国大会は3月21日と22日に前橋市のALSOKぐんまアリーナで開かれ、男女団体戦は22日に行われる。