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2~3月にオンデマンド交通実験 松本市とNTTドコモが白板と城北地区の一部で

 松本市は23日、通信会社大手のNTTドコモと連携し、市中心部の北西に位置する白板地区と城北地区の一部エリアで、自宅と松本駅や近隣スーパーなどを結ぶ「乗合デマンドタクシー」の実証実験を行うと発表した。期間は2月17日~3月13日の約1カ月間で、毎日午前10時から午後6時まで走らせる。

 NTTドコモからの提案を受けて実施する事業で、アルピコタクシーが運行する。必要な経費はNTTドコモが負担する。市交通安全・都市交通課は「結果を検証し、市におけるデマンド交通導入の方向性について検討する」としている。
 利用できるのは、蟻ケ崎西、放光寺、宮渕東、宮渕日向、蟻ケ崎台の計5町会の住民となる。運行エリアの選定理由としては、路線バスの本数が少なくて不便という意見や、傾斜地でバス停までの移動が大変な地域という事情がある。城北地区で昨年10月に行われた市政懇談会で高齢者の移動手段の確保に要望もあったという。
 実証実験では対象者の居住区域を「自由乗降エリア」、松本駅や市役所、商業施設・なぎさライフサイトなどの5カ所を「共通乗降場」とし、発着地のどちらかを自由乗降エリアとすることで利用できる。料金は一人当たり一乗車200円(小学生100円、乳幼児無料)で、電話や専用のウェブページを使って利用予約する。