教育・子育て

生坂の澄んだ星空で学んで 国立天文台が小学校で出前授業

縣さんから宇宙について学ぶ子供たち
 生坂村の生坂小学校で22日、国立天文台(東京都三鷹市)の研究者による出前授業「ふれあい天文学」が開かれた。星がきれいに見える恵まれた環境を生かして天文に関心を高めてもらおうと初企画し、小学校3~6年生の児童と生坂中学校の1、2年生計65人が熱心に学んだ。
 国立天文台天文情報センターの准教授・縣秀彦さんが講師を務めた。縣さんは生坂村と隣り合う大町市八坂で生まれ育ち、美しい星空を眺めて育った経験が、天文の世界に進むきっかけになったことを紹介した。国立天文台の研究データを基に実際の宇宙の様子が学べるデジタルソフト「Mitaka」をスライドに映しながら、子供たちと"宇宙の旅"を楽しみ、太陽系の惑星に近づいてそれぞれの特徴を解説するなどした。  子供たちは「ブラックホールはどこにあるの?」「生物がいるのは地球だけ?」といった素朴な疑問も投げかけた。4年の藤澤嘉人君(10)は「地球やいろんな星のことが分かってうれしかった」と話した。理科が好きだという6年の中村和稀君(11)は「宇宙についていろんなことが学べたし、しっかり星を眺めてみたいと思った」と話していた。  縣さんは「星がきれいに見られる環境を生かし、宇宙や自然に親しんでほしい。宇宙について知ることで、恵まれた地球の環境を大切に思うきっかけにもなれば」と願っていた。