政治・経済

安曇野市内のキャンプ場利用者16.1%増

 安曇野市内にある四つのキャンプ場を昨年に利用した人の数は合わせて延べ1万2549人で、前年比16.1%(1744人)増だったことが市などへの取材で分かった。全国的に近年キャンプ人気が高まり、平成の初めころに次ぐ「第2次キャンプブーム」とも言われるなか、ブームを追い風に市内のキャンプ場が愛好者に選ばれたとみられる。全キャンプ場が前年より利用者数を伸ばし、増加率はかじかの里公園キャンプ場(穂高有明)が最も大きかった。

 市内にはかじかの里公園のほか、須砂渡キャンプ場(堀金烏川)と憩いの森オートキャンプ場(同)、天平の森オートキャンプ場(明科光)があり、いずれも春から秋にかけてキャンパーを受け入れている。
 このうち、市が安曇野シルバー人材センターに管理委託しているかじかの里公園は4~11月の8カ月間に延べ3809人が利用し、前年同期より25.3%(770人)増えた。芝生が広がる公園の一角に流し台とトイレがあるキャンプ場で、市観光交流促進課によると、ブームに加えて1人1泊100円(中学生以下は50円)という安さが人気の背景にあるようだ。連泊して安曇野観光の拠点とする利用者や女性キャンパーも増えているという。
 堀金烏川で二つのキャンプ場を運営するほりでーゆ~四季の郷の担当者は「平成30年の夏ころから利用が増え始めた」と話す。予約が極端に増えているというよりは、雨天でも予約をキャンセルせずに訪れる人が多くなったことが利用者の増加につながっている、と分析している。
 全国的には平成25年ころからキャンプをする人が増え始め、現在も増加傾向は続いている。市観光交流促進課は「口コミやSNSなどで広まり、認知度が高まったのではないか」とみて、今後の動向に注目している。