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松川のB級グルメ 黒豆コロッケ大好評

松川村特産の黒豆を使ったコロッケ

 松川村の道の駅・寄って亭まつかわで、地元のB級グルメ「黒豆コロッケ」の売れ行きが好調だ。月に250~300個も売れている。従来の人気メニュー「ワサビコロッケ」や「長芋コロッケ」の2倍近い。昨年12月に東京・銀座であった全国の特産品が集まる催事では2日間で600個を完売した。道の駅と村温泉宿泊施設・すずむし荘の指定管理者でもあるファンスペースが量産体制を整えており、村をPRする新たな目玉にと期待が高まっている。

 北アルプス山麓ブランドに認定された村特産「まつかわ福寿黒豆(玉大黒)」を使い、豚肉とタマネギ、つなぎの長芋を加えて揚げたコロッケで、豆のほんのり甘い風味と食感が楽しめる。
 昨夏にすずむし荘の食事処で提供を始めたところ、酒のつまみやおやつに注文する人が多かった。村主催のイベントでは買い求める人の行列ができた。道の駅では「ご当地の味」を求める観光客に喜ばれ、リピーターも多いという。ただ、豆の下ごしらえに手間がかかり、ジャガイモを使わないため水分が多くて成形しづらく、手作業では作れる量が限られていた。
 ファンスペースは昨秋、村の提案を受け、安曇野市内の食品加工会社にコロッケ作りを委託し、量産化に乗り出した。一方、「質が高い村産黒豆の良さを引き出すことにこだわっている」(高橋賢光松川事業所長)といい、コロッケ作りの委託業者とは別に、豆の加工工程については専門業者に任せた。
 村経済課の丸山稿課長は「村内外で味を認めてもらい、定着し始めている。村を広く宣伝できる商品に育てたい」と話している。