政治・経済

塩尻市のふるさと納税 過去最高

塩尻市のふるさと納税の返礼品が掲載されているサイト

 塩尻市のまとめによると、昨年末までに市に寄せられた本年度のふるさと納税寄付金が5億8000万円を超え、年度末を待たずして過去最高を更新した。本年度は当初から人気の返礼品だったセイコーエプソンのプリンターがなくなり、寄付が大幅に減ることが見込まれていたが、返礼品に時計やワインを選んだ寄付が増えて予想外の伸びになった。

 2360件・約5億8300万円で、金額は前年度1年間分を既に約1億2700万円上回っている。金額ベースではセイコー製の時計を返礼品に選んだ寄付が全体の95%を占めており、1件当たりの寄付額は55万円近く、件数は1010件で前年度1年間の2.4倍となっている。
 塩尻産ワインを選んだ寄付も増えていて、件数は同1.3倍の1120件、金額は同1.4倍の約2340万円となっている。また、市と都内のNPO法人が協力し、県内外の女子大学生が提案して生まれた「シェフが恋した塩尻野菜のスープ」を選んだ寄付は85件・約138万円で、件数で同1.7倍、金額で2.3倍に増えた。
 市へのふるさと納税寄付金は平成29年度の約5億5000万円が過去最高だった。前年度は国からプリンターが地場産品に当たらないとの指摘を受け、12月末に返礼品から削除した影響で約4億5600万円に減っていた。
 地方創生推進課の藤間みどり係長は「全国的にふるさと納税が増えているのか動向を確かめたい。寄付者が塩尻を訪れるような関係につなげることが課題」と話している。

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