政治・経済

松本市長選 4陣営の事務所、中心街に 支持拡大の拠点

 任期満了に伴う3月8日告示・15日投開票の松本市長選挙に向けて、立候補を予定するいずれも無所属新人の臥雲義尚氏、花村恵子氏、大月良則氏、百瀬智之氏の4人による前哨戦が熱を帯びている。4人が支持拡大の活動拠点とする後援会事務所は、いずれも市中心部の松本駅から松本城にかけての半径約500メートル圏内に集中している。事務所の立地にそれぞれの政策や浸透への戦略上の思いが反映されている。

 臥雲氏の陣営は、松本駅前の事務所を政治活動の場として残したまま、新たに市時計博物館近くの本町通り沿いに開設した。ビル1階で約330平方メートルの広さがあり、気軽に立ち寄れるコワーキングスペース的な利用も考えた。入り口がガラス張りでほどよい開放感があり、関係者は「若者に気軽に入ってほしい」。告示後は選挙事務所として使う。
 花村氏の陣営は、井上に近い本町通り沿いに事務所を設置した。後援会の草間謙一郎事務局長によると、市街地で松本駅に近く、若者に訴えかけやすく支援者も訪れやすいなどの理由でこの場所に決めた。花村氏は介護福祉士でもあり、西側の入り口は段差が少なく誰もが訪れやすい造りになっていることも決め手になった。告示後は選挙事務所になる。
 大月氏の陣営は、伊勢町通り沿いのオフィスビル1階に事務所を設置した。大月氏が政策の柱の一つに地域経済の活性化を掲げていることもあり、野村伸幸後援会事務局長は「商都・松本を代表する場所の一つに構えたいと考えた」と語る。専用駐車場が遠く、事務室も狭いため、告示後の選挙事務所は中心市街地の大型商業施設近くに構える予定だ。
 百瀬氏の陣営は、市役所近くの松本城総堀沿いに建つ空きビルに設置する。周辺で市役所新庁舎建設や南・西外堀復元事業などが進んでおり、百瀬氏は「今後最も変わっていくエリア。身を置きながら強力に情報発信していくためにこの場所を選んだ」と語る。2月上旬に予定する事務所開きを経て本格的に稼働させ、告示後は選挙事務所として使う。

連載・特集

もっと見る