政治・経済

松本市長選・臥雲氏が公約に市役所分散化 豊かな市民生活へ60項目

公約を発表する臥雲氏

 3月8日告示、15日投開票の松本市長選挙に立候補を予定する、元NHK解説委員の無所属新人・臥雲義尚氏(56)=中央3=は17日、中央2の後援会事務所で選挙公約を発表した。9月に公表した政策骨子に磨きをかけた全60項目の政策を掲げ、「『豊かさ』をキーワードに市民の皆さんと令和の松本を創っていきたい」と語った。

 現在の松本は「次世代への投資、交通インフラ、稼ぐ力(経済力)が足りない」とし、市役所の仕組みの再構築で市民生活の豊かさを実現すると訴えた。
 喫緊の課題の待機児童対策は、嘱託保育士の処遇改善へ市が運営法人と協定を結び運営に関与できる仕組みの「公私連携型保育園の設置」を進め、市の負担を抑制し財源を生み出すとした。移転計画のある市立病院(波田)は現時点で用地取得に至らない状態から「代替用地を再検討し、早くこの地域に病院を建設する方向性に舵を切るべきだ」と強調した。
 新庁舎の現地建て替え計画は、根本的に見直して本庁の機能と規模をスリム化・分散化して「少なくとも現在地の本庁舎(西側の庁舎)部分は行政機能としては必要ない」とした。景観とにぎわい創出のため、現市役所用地を最大限有効活用し、松本城と周辺区域を二つの国宝が存在する世界水準の歴史観光エリア、市民が集う「セントラルパーク」として総合的に整備するとした。具体的には「市民参加で描いていきたい」と語った。