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木曽川水系7カ所に水位計 危機管理へネットで確認も

 県木曽建設事務所はこのほど、管内を流れる木曽川に誰でもインターネットを通じて水位を確認することができる危機管理型水位計を設置した。通常の水位計に加える形で管内の木曽川水系7カ所に新設され、相次ぐ豪雨災害に備えた防災力が高まった。

 矢崎橋(木曽町)、松原橋(王滝村)、小川橋(上松町)、和村橋(大桑村)、柿其橋、三留野大橋、妻籠橋(以上南木曽町)に昨年中に取り付けた。これまでに設置されていた大手橋(木曽町)、下河原橋(上松町)、高瀬橋(南木曽町)と合わせて計10カ所になったことで、従来よりも増水状況が分かりやすくなり、より広範囲を監視できるようになった。
 設置箇所のうち和村橋付近ではこれまで、木曽川の水位は村職員2人で組になって計測していた。一昨年秋に大桑橋が流されるなど村内に甚大な被害を与えた台風21号が接近した際も「危なくない時を見計らい複数人で交代で見に行っていた」(村建設水道課)。塚本公志係長は「数十㍍離れたところから目視していたが、濁流で恐怖を感じたのを覚えている」と当時を振り返り、「本格的な運用をしてみないと分からないが、性能次第では職員の負担が減ると思う」と話していた。
 県木曽建設事務所によると、年度内には管内7カ所に簡易型の水位監視カメラも設置する予定だ。水位はサイト「川の水位情報」で確認できる。

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