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伝統食・まゆ玉振る舞う 松本市立博物館でエムの会

まゆ玉を受け取る観光客

 松本市立博物館で14日、まゆ玉の振る舞いが行われた。博物館の活動をボランティアで支えているエムの会のメンバーが手作りしたまゆ玉が来館者に振る舞われ、観光客らが「懐かしい」などと話しながら、三九郎などの年中行事で使われるまゆ玉を大事そうに持ち帰っていた。

 市立博物館は日本の「食」の伝統文化を大切にしようと毎年、1月にまゆ玉を、8月にほうとうをそれぞれ振る舞っている。今年もエムの会のメンバーが前日に半日かかりで米粉をまゆ玉にして、まゆ玉の由来が書かれた紙と共に150セット作った。
 博物館には開始の午前10時から続々と来館者があり、メンバーが由来を説明しながら手渡した。横浜市から来た女性(69)は「横浜ではどんど焼きがあるがまゆ玉ではなく餅だった。まゆ玉は養蚕が盛んだった地域ならではと思う」と話し、由来が書かれた紙をじっくりと読んでいた。
 20年以上、エムの会でボランティア活動をしている森堯子さん(83)=旭2=は「観光客に珍しがってもらえてうれしい。これからも年中行事を伝え続けていきたい」と話していた。

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