政治・経済

塩尻市新年度予算 最大規模に

各事業部から予算要求の概要を聞く理事者たち(右)

 塩尻市は14日、令和2年度当初予算の編成に向けて、小口利幸市長らによる理事者査定を始めた。来年度は新体育館の建設費がピークを迎えることから、一般会計の予算規模が過去最大だった平成26年度の280億円を上回る見通しだ。23日まで査定を行い2月中旬までに策定する。

 新体育館の建設費は本年度の当初予算に計上した6億100万円の4倍近い約23億円を見込む。ただし、国の補助金を活用した一部前倒しを検討しており、採択されれば約5億6000万円を本年度3月補正予算に計上する。これを含めた計9件・約8億9000万円が同様の前倒しとして検討されている。
 ただ、来年度は小坂田公園再整備計画が本格化するほか、大型事業の塩尻駅北土地区画整理事業の継続などもあり過去最大規模になる見通しだ。
 新規事業ではRPAやICTに代表されるロボットや人工知能を活用して事務省力化を図る4事業に計2750万円を見込む。
 歳入は給与所得者や新築家屋などの増加を背景に、個人市民税や固定資産税の伸びを見込み、市税全体は前年度当初比で1・3%増える見通し。税収増や支出面の見直し努力もあり、来年度の財政調整基金の取り崩し額は本年度当初の5億3000万円を下回るとみられる。新体育館の建設に伴う合併特例債の活用で起債は本年度当初に比べて増える見込みだ。

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