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池田の小中学生短歌・俳句・詩の公募事業 住民が応援

毎年楽しみに折り紙でメダルをつくるゆうゆうくらぶのメンバー
 池田町教育委員会や浅原六朗文学記念館が町内の小中学生から作品を募って展示している「子どもがつくる短歌・俳句・詩」事業で、中鵜南台の60~80代でつくるゆうゆうくらぶの茶話会「いきいきサロン」の参加者が9日、入選者に贈る折り紙の「メダル」を手作りした。この事業では他に、入選作品を毛筆で書写する書家もおり、地元住民たちが子供たちの文化に親しむ気持ちを応援している。
 いきいきサロンの参加者10人が南台コミュニティーセンターに集まり、日本折紙協会認定講師・奥山浩子さん(85)の指導でメダル作りに取り組んだ。参加者は、折り紙を何度も折り返して花が開いたように見える細工をほどこし、手のひらサイズの八角形の作品にした。2日間の作業で28個を作り、リボンを付けて首にぶら下げられるように仕上げる。  事業の選考会で審査員を務めるくらぶの代表で池田俳句会の石原孟さん(81)が「一生懸命に作った子供の作品をたたえたい」と提案し、平成26年に製作を始めた。子供たちが喜ぶのを全員が楽しみにしていて、児童生徒からお礼の写真や手紙が届いているという。  入選作品を毎年書写しているのは、書家で町書道会長を務める中山義至さん(84)=林中=だ。「子供の純情な感性にあふれた作品を壊さないように表現したい」と丁寧にしたためる。書写した作品は主催者が短冊にして展示するため、中山さんと子供の共同作品が見られるのを毎年心待ちにする人が多い。  浅原六朗文学記念館の藤澤宜治館長は「皆さんの支えに感謝の思い」と話す。本年度は12月に俳句会や町短歌同好会が審査を行い、池田・会染両小、高瀬中、県安曇養護学校から寄せられた526作品から入選作品50点を選んだ。入選作は1月下旬に町交流センターかえでに展示し、町広報紙2月号で紹介する。メダルと短冊は年度内に各校を通じて子供たちに贈られる。

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