連載・特集

2020.1.15みすず野

 「捲土重来」の捲土は、土煙が巻き上がること、重来は再びやって来ること。一度は戦いに敗れた者が、勢力を盛り返して攻め寄せる。失敗した者が、また立ち上がって強い意気込みで挑戦する意味である◆晩唐(現在の中国)の詩人・杜牧の詩が語源だ。サッカーJ2松本山雅FCの今季のスローガンは、この捲土重来にあやかって「捲土雷鳥」。要するにJ1復帰を目指す、勝ち取る。布啓一郎監督に代わって心機一転、その采配と戦い方の変わりように注目したい。J2は22チームがひしめき、来月23日には早くも開幕、長丁場となる◆大相撲の初場所は4日目を迎えるが、わが郷土の御嶽海もまた、捲土重来である。三役に復帰するのはもちろん、2桁勝利を続けて、再度の大関挑戦を見たい。相撲好きの人と話をすると、劣勢に回ったときの対応力、挽回して勝てる強さを磨いてほしい、の声が聞かれる。サッカーに大相撲、どちらもファンは熱い◆これから熱くなりそうなのが、松本市長選だ。有力な新人4人による戦いは、始まったばかり。4人がそれぞれ何を訴え、松本市をどうしようというのか、まずはそれを知りたい。

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