政治・経済

山雅の経済効果64億5000万円 過去最大に

 サッカーJ1リーグを今季戦った松本山雅FCの経済波及効果が約64億5000万円だったと、松本市の民間シンクタンクのNPO法人SCOP(スコップ)が20日に発表した。山雅が前回J1を戦った平成27年シーズンに比べて約10億円多く、スコップがこれまでに5回実施した山雅の経済波及効果測定調査で過去最大となった。

 調査は、山雅の運営会社の協力を得て行った。発表によると、経済波及効果は山雅がJ2に昇格した24年は24億2000万円、J1初シーズンとなった27年は54億5000万円だった。27年と同じJ1を戦った今年、経済波及効果が増えた要因として、クラブ運営費の拡大や観客数の増加などを挙げる。今年のクラブ運営費は約26億円で、27年に比べて約8億円増加した。
 ホームゲームの入場者数はリーグ戦とカップ戦を合わせて1試合平均1万5860人で、27年の1万5837人から微増となった。チケットの売上高は6億7700万円で27年との比較で8100万円の増加となった。
 結果の考察で、ホームスタジアムのサンプロアルウィンの収容率が限界に近いとし、今後、経済波及効果を増やすにはスタジアム内でのサポーターの消費拡大と、アウェーサポーターの松本地域での消費拡大が必要と指摘している。

連載・特集

もっと見る