政治・経済

新人・大月氏 松本市長選出馬へ

 任期満了に伴う来年3月8日告示、15日投開票の松本市長選挙に、新人で県健康福祉部長の大月良則氏(59)=波田=が20日、無所属で立候補する意思を固めた。大月氏は市民タイムスの取材に対して、「ふるさとである松本の発展に尽くしたい」と意欲を語った。20日に24日付の退職願を提出した。近く記者会見を開き、正式に表明する。

 大月氏は松本深志高校、早稲田大学法学部を卒業後、昭和59年に県職員になった。障害福祉課長や秘書課長、平成28年に新設された国際担当部長などを歴任し、30年9月から健康福祉部長を務める。通訳案内士の資格も持つ。
 台風19号災害を受けて庁内に設置された災害対策本部員会議の定期開催が20日で終了したことや、千曲川氾濫で浸水被害などを受けた長野市の全ての避難所が同日に閉鎖したことを受け、「災害対応が被災者支援から復興へ新たな段階に移った」として、出馬意思を固めたという。
 出身地の波田地区を中心に大月氏の擁立を模索する動きが広がり、関係者が市内で会合を重ねていた。会合に参加した関係者によると、大月氏は「人口減少・超少子高齢化の問題を抱えた地域社会にあって、自らの行政経験を生かしたい」と語っていたという。
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 今市長選を巡っては、4期目の現職・菅谷昭氏(76)=無所属、蟻ケ崎=が今期限りで引退する中、元NHK解説委員の臥雲義尚氏(56)=無所属、中央3=と、元テレビ朝日記者で介護福祉士の花村恵子氏(52)=無所属、沢村2=の新人2人がすでに立候補の意思を表明している。
 ほかに、松本市東筑摩郡区選出の県議会議員の百瀬智之氏(36)=井川城3=の後援会関係者に同氏を推す声があり、それとは別に出馬を探る動きもある。
 前県議会議員の下沢順一郎氏(60)=蟻ケ崎=は「今回は見送ることを決めた」と出馬しない意向を示す。政党関係者の男性(36)=笹賀=も模索していたが、「手を挙げる可能性は低くなった」と話している。

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