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松本の蟻ケ崎高交差点 右折レーン設置へ

 松本市は、市街地の渋滞緩和や自転車利用者の安全確保策の一環として、市道こまくさ道路の「蟻ケ崎高校交差点」(蟻ケ崎、城西)に右折レーンを設ける改良工事を行う。こまくさ道路を北に向かう車両が交差点で右折しようとして後続車両が渋滞したり、自転車専用レーンにはみ出して直進する車両があったりするためで、道路を拡幅改良する。将来的には同交差点に西から入る一方通行の道路も双方向に通行できるようにする計画もあり、市街地の円滑な交通を実現する。

 改良区間は約180㍍で、交差点部分を中心に道路幅を現在の12㍍から15㍍に広げ、北進と南進の双方の車線に右折レーンを設ける。高校生など歩行者や自転車利用者が多数利用する道路でもあり、交差点四隅の歩道部分に、歩行者などが信号待ちをできるスペースを確保する。総事業費は約4億円を見込み、令和4年度中の完成を目指す。
 市建設課によると、こまくさ道路を北進して蟻ケ崎高校交差点を右折し、松本城や清水・山辺方面に向かう車両は少なくない。右折車両の後続で交差点を直進しようとする車は、左に寄って自転車専用レーン上を通行しており、自転車利用者には危険な状況となっている。右折車両が観光バスなど大型の場合は渋滞が発生している。昨年度に事業着手し、用地補償などを経て4年度に工事を行う。
 同交差点の西に延びる都市計画道路・宮渕新橋上金井線の420㍍区間についても、市は道路整備5カ年計画で拡幅・対面通行化を予定している。現在は新橋方面からお城方面に向かう一方通行路だが、今回の交差点改良は同線の対面通行化を見越して、こまくさ道路を南進する車線にも右折レーンを確保しておく。

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