地域の話題

馬籠峠・一石栃立場茶屋のいろり端にハートの日だまり

 南木曽町の妻籠宿と岐阜県中津川市の馬籠宿を結ぶ旧中山道馬籠峠にある無料休憩所・一石栃立場茶屋にはこの時季、ハート形の日だまりが現れる。壁の隙間と光の角度の微妙な兼ね合いで生まれる偶然の産物だ。

 光はいろり端の床に落ち、刻々と形を変える。10日は午後1時すぎにいったんハートに近づいたが、形が整わないまま横倒しの鏡餅のような形に変化した。諦めかけたところ、とがった部分が先ほどと逆転したハートが現れた。出現時間は1時半前の数分間だった。
 地元組織・妻籠を愛する会のメンバーで、茶屋管理人の一人、山内勉さん(69)によると、ハート形の日だまりは2、3年前に発見された。例年だと冬至のころが最も形が整うという。「今年も良い形になるかどうか。若い人にも注目されるスポットになれば」と話している。