政治・経済

豊科にラウンドアバウト整備へ 市内2カ所目、4年度完成

ラウンドアバウトに改良される市道交差点。完成すれば市内で2カ所目となる
 安曇野市は10日、豊科南穂高の細萱区にある市道交差点を、信号機のない環状交差点・ラウンドアバウトに改良することを明らかにした。道路の拡幅工事とともに整備し、令和4年度に完成予定となっている。ラウンドアバウトは信号による待ち時間がなく、災害による停電時もスムーズに通行できるといった利点がある。完成すれば市内では2カ所目となる。
 市議会12月定例会の一般質問で、林孝彦氏(無会派)の質問に宮澤宗弘市長が答えた。ラウンドアバウトは、進入して環状の道路を時計回りに走り、行きたい方向の分岐から出る交差点で、市内では平成27年に豊科と堀金烏川の境の市道交差点に整備されている。  市は本年度、防災広場北交差点から北側に延びる市道の拡幅工事に着手した。第1期工事として約620メートル区間を総事業費2億1100万円をかけて整備する計画で、拡幅により通行車両の増加が予想されることから、信号のない交差点1カ所にラウンドアバウトの導入を決めた。  ラウンドアバウトの構造や通行方法によって進入時の速度が抑えられることから、一日3500台以上の通行量がある豊科と堀金境の交差点では使用開始以降、重大事故が発生していないという。宮澤市長は答弁で「安全性の確保や利便性、快適性の向上、災害対応能力の強化などに資する道路整備を進める」と述べた。  市外では、県内にラウンドアバウト交差点が現在、北佐久郡軽井沢町と須坂市、飯田市にそれぞれ2カ所ずつある。安曇野市は全国の設置自治体でつくるラウンドアバウト普及促進協議会に加入している。

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