政治・経済

山雅ホーム戦でお城PR 松本観光コンベンション協

 松本市の松本観光コンベンション協会が、サッカーJ1松本山雅FCの今季リーグホーム戦全17試合でアウェーサポーターを対象に配布した国宝松本城の無料観覧券付きチラシを使い、実際に松本城を訪れた人は計1952人だった。初めての取り組みで過去のシーズンとの比較はできないものの、同協会は試合会場から中心市街地への一定の誘客効果があったと分析している。

 試合の翌日や翌々日に入場できる仕組みで、1試合3000枚を上限にチラシをサンプロアルウィンで配布した。利用者数が最も多かったのは6月29日のガンバ大阪戦の242人で、最多入場者数の記録を更新した11月23日の横浜F・マリノス戦が203人、6月15日に行われた仙台戦が161人と続いた。
 チラシの配布枚数(17試合で計3万1013枚)に対する利用者数の割合(利用率)は6・2%で、試合別では仙台戦が14・0%で最も多く、7月20日の広島戦が13・2%、6月1日の清水戦が10・0%と続いた。いずれもナイトゲームだった。
 市と松本商工会議所が中心市街地の商店を訪れたアウェーサポーターを対象に抽選で特産品をプレゼントする「おもてなしキャンペーン」の応募数は、J2だった昨年が92件だったが、今年はまだ集計中ながら前年の数倍となっている。
 同協会で事業を担当した小坂克博さんは、アウェーの試合に足を運ぶJ1クラブのサポーターの多さを実感した一年だったと振り返った上で、「観光も楽しむサポーターが少なくないことが確認できた。来季はJ2を戦うからこそ、誘客について考えていきたい」と話している。

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