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山雅再びJ1に戻ろう 最終戦サポの声援サンアルに響く

 松本山雅FCにとって2度目の挑戦となった国内サッカー界最高峰の舞台での戦いが7日、幕を閉じた。今季は17位に終わり、J1初挑戦の平成27年と同じく1年でのJ2降格となったが、今季最終戦が行われたホームスタジアムのサンプロアルウィンには1万6000人を超える観客が詰めかけた。「反さーん!」「絶対J1戻るぞ!」―。再びこの舞台に上がるのを夢見る山雅サポーターの声が夕闇のスタンドに響き続けた。

 山雅は今季、J1残留という"境界突破"の目標を掲げたが、かなわなかった。安曇野市三郷の会社員・安部道宏さん(38)は「失点が多かった印象はなく、守りだけなら十分に戦えていた」と山雅の今季を振り返りつつ「変わらず応援するので(課題の得点力を付けて)スタンドを熱くさせるシーンをもっと見せてほしい」と願った。
 下伊那郡高森町の会社員・中平俊さん(36)の息子2人は、これまで他のプロスポーツに興味を持たなかったが山雅を好きになり、今年はホーム試合を欠かさず観戦するようになったという。「サッカーに打ち込むようになり、子供たちが夢を持つようになった」とチームに感謝した。試合後のシーズン終了セレモニーで天然芝の練習場を求める村山智彦選手会長の"直談判"を聞き、「選手の気持ちを踏まえた環境整備に取り組んでほしい」と願った。
 サンアルには山雅と対戦する強豪クラブの一流選手たちが次々とやって来た。松本市村井町北1の会社員・小宮尚貴さん(45)は「ホームで勝つ試合を見ることが少なかったのは残念だったが、代表経験もある海外選手を間近で見られたのは幸運だった」と話した。松本市源池小学校5年の武田一真君(11)は「J2よりも上手な選手が多く、迫力ある試合が見られた」と興奮気味に今季をそう振り返った。

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