地域の話題

6市村の地域おこし隊が情報交換 朝日・山形で語り合う

大久保さんの話を聞く各市村の協力隊員

 松本地域の市村で地域おこし協力隊員として活動している人たちの交流会がこのほど、朝日村と山形村で行われた。県松本地域振興局の呼び掛けで集まった6市村の22人が、日頃の活動や将来の夢などについて情報交換をしたり、話し合ったりした。

 朝日村御馬越の村ゲストハウス・かぜのわでは施設を見学し、村の地域おこし協力隊を経験して現在は同施設の指定管理者の代表を務める大久保匡晃さん(43)の話を聞いた。
 10年後までの計画を考えて村に移り住んだと説明し、「協力隊は(任期が最長で)3年間しかない。夢がかなうかどうかは自分次第。具体的なイメージをして」と強調した。村の人々や家族とのこれまでを振り返り、協力隊の活動について「やって良かったと今は言える」と話した。
 山形村農業者トレーニングセンターでは、地元の協力隊員4人がそれぞれ自分の活動を紹介した後、意見交換をした。「婚活」の支援活動をしている隊員の話が、住んでいる村の人口動態などに広がり、別の村の隊員が「村外からの参加の掘り起こしが大事だ」と指摘していた。
 松本地域振興局管内には5月の時点で43人の地域おこし協力隊員がおり、増加傾向にある。任期が終わった後で起業したり、就業したりして県内に住み続ける隊員も多い。交流会は情報交換などを通じて活動の充実につなげてほしいという考えで、地域振興局単位で開かれている。