政治・経済

神戸線活用 松本空港の国際化さらに 松本発着海外ツアーも

 県は、10月に就航したフジドリームエアラインズ(FDA)の新路線「松本―神戸線」などを活用した県営松本空港国際化のさらなる取り組みを探っている。神戸空港と関西国際空港を30分で結ぶ高速船を使うことで、松本発着の海外ツアーなどを企画しやすくなるからだ。近く松本―神戸線利用の海外旅行商品の発売を予定している。

 県は平成28年に国際化に向けた取り組み方針を策定し、まずは東アジア諸国への国際チャーター便の就航に力を入れてきた。今回の試みは「ハブ空港を利用した第2の国際化」(県松本空港・利活用国際化推進室)と位置付け、松本空港利用者の海外旅行の選択肢を広げる狙いがある。
 松本地域の人たちが海外へ出かける際によく利用する成田国際空港まで松本からは陸路で約4時間かかるが、松本―神戸線と高速船を利用すると関西国際空港までその半分もかからず、大幅な時短になる。高速船の欠航時には予約で代替バスも運行される。
 松本―神戸線以外にも、松本発着の定期便があり、国際線が就航している新千歳空港と福岡空港を経由した海外ツアーも考えられる。県松本空港・利活用国際化推進室は「松本空港の定期便を活用することで、海外とも便利に行き来できる方法を多くの人に周知し、利用率の向上につなげたい」としている。

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