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相澤病院の改革をドラマ化 塚本さんの著書べースにテレビ東京で

著書をベースにしたドラマの実現をうれしそうに語る塚本さん

 相澤病院(松本市本庄2)の前常務理事本部長で、特命顧問を務める塚本建三さん(78)=松本市埋橋1=の著書『患者に医療を取り戻せ 相澤孝夫の病院改革』をベースにした連続ドラマが来年1月から、テレビ東京系で放送される。倒産の危機に直面した架空の病院を舞台に、病院経営にスポットを当てたドラマで、再建と改革に取り組む院長や支える仲間の姿を描く。

 昨年5月にテレビ東京の情報番組に、相澤病院を運営する社会医療法人財団・慈泉会の相澤孝夫理事長が出演した際、テレビ局に提出した資料の一つに塚本さんの著書があり、同局スタッフの目に留まったことからドラマ化の話が提案された。ドラマでは、東京の病院に勤務する青年医師が父親の死去に伴い実家の病院の院長に就任、再建に着手する様子などが描かれる。
 テレビ東京によると、ドラマは「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」のタイトルで、相澤理事長をモデルにした主人公の有原修平院長役に小泉孝太郎さん、有原院長と病院再建に取り組む地銀出身の倉嶋亮介(塚本さんがモデル)役に高嶋政伸さんが起用され、小西真奈美さん、中村雅俊さんらも出演する。脚本は、NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」や同大河ドラマ「八重の桜」を手掛けた山本むつみさんが担当する。
 塚本さんは平成20年に初版を発刊、30年に加筆した増補版を出版した。著書がドラマのベースになり、自身を高嶋さんに演じてもらうことを「ひょうたんから駒の思い。うれしかった」とほほ笑む。「『患者のための医療を』とまい進した一人の医師の姿を記している。著書にも手を伸ばしてもらえれば」と話していた。
 初回は来年1月20日午後9時(以降は毎週月曜午後10時)放送、BSテレ東でも毎週金曜に放送を予定している(時間未定)。塚本さんの著書は相澤病院のホームページから購入できる。