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青峰高演劇部が関東研究大会へ 「原発事故」テーマに稽古に熱

 木曽青峰高校の演劇部が来年2月、茅野市などで開かれる第55回関東高校演劇研究大会に県代表として出場する。11月に駒ケ根市で開かれた第36回県高校演劇合同発表会で、昭和61年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故を題材にした重いテーマを演じきって最優秀賞に輝いた。

 演目は「お前に自転車の乗り方を」(脚本・日下部英司顧問)で、原発事故に巻き込まれた消防署員とその家族が主人公だ。真相を追い続ける家族の25年間を1時間の舞台で表現しながら、原発事故の不条理さを描く。
 4人が舞台に立った。2年生で部長の松澤鈴菜さん(16)は「専門用語が多い作品。観客にしっかりと伝えられるよう、せりふを明確にはっきり言うことを心掛けた」と振り返る。関東大会に向け「県大会での講評も参考に、舞台の完成度を高めたい」と抱負を語る。
 1月には地元の木曽町文化交流センターでの自主公演も予定している。顧問の日下部教諭は「これからの部員の舞台は全て、新入部員を獲得するための活動でもある。積極的に取り組んでほしい」と話し、木曽で演劇を学べる貴重な場として、部のPRにもつなげたい考えだ。
 県大会では、各地区大会を勝ち抜いた10校が1時間の枠内で演目を上演した。関東大会は11都県の代表校を2会場に分けて開催し、各会場の1位校を含む3校が全国へ進む。茅野会場は2月1、2日に開かれる。

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