教育・子育て

塩尻の小中学生 地域行事に積極参加

 「地域の行事に参加している」という塩尻市内の小中学生の割合が、全国平均よりも大幅に高いことが、本年度の全国学力・学習状況調査で分かった。県も同様の傾向にある。市教委や県教委は、学校と地域の連携がかねて大切にされてきた土地柄や、近年のコミュニティ・スクール(CS)の成果と分析しつつ、小学生が地域活動の中で得た充足感が、中学進学後も社会に関わろうとする意欲につながっているとみている。

 調査は小学6年生と中学3年生を対象に4月に実施され、市内では児童600人(全9校)と生徒519人(全6校)が受けた。
 地域行事に参加しているかを尋ねる設問で「当てはまる」と答えた市内の子供は小学生で24・4ポイント、中学生で17・1ポイント全国平均よりも高かった。一方「当てはまらない」と回答した児童生徒は数%にとどまり、10~20%台だった全国平均よりも大幅に低かった。
 「地域や社会を良くするため何をすべきか考えることがあるか」を聞く設問でも、当てはまる、どちらかといえば当てはまると回答した割合は、小学生で3・6ポイント、中学生で7・8ポイント全国平均よりも高かった。
 県教委によると、地域活動への参加の有無を尋ねる項目では毎年同様の結果が出る傾向にあり「地域が子供を育む独自の取り組みを積極的に展開している表れ」とみる。市教育総務課は平成28年度から本格的に導入したCSが定着してきたとし「地域活動の中で得られる達成感や自己肯定感が、もっと地域に関わりたいという思いにつながっている。いいサイクルが生まれている」と分析した。

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