政治・経済

松本―神戸線1カ月 出足好調 搭乗率84.1% 松本発人気

 県営松本空港と神戸空港(神戸市)を結ぶ新路線「松本―神戸線」の運航が始まり、27日で1カ月が経過した。運航するフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市)によると、搭乗率(提供座席数に占める搭乗者数の割合)は84・1%(利用者数4338人)となり、出足は好調だった。特に松本発の利用者が多く、関西方面への通年の定期便に対する関心の高さがうかがえる。

 神戸線は10月27日から毎日1往復している。搭乗率は今月26日までの数字で、松本発は85・3%(利用者数2202人)、神戸発は82・8%(同2136人)だった。この間に欠航はなかったという。
 8割を超える搭乗率についてFDA広報は「就航して、さまざまな旅行商品ができ(メディアなどでの)露出も多く、注目が集まったこともある。幸先の良いスタート」と受け止めた。
 27日に松本空港から神戸線を利用する長男の見送りにきた松本市の女性は「息子は大阪に住んでいる。1時間で行けるのはとても便利」と喜んだ。神戸線を利用して視察に訪れた神戸市の商業者団体「KOBE三宮・ひと街創り協議会」の久利計一さん(72)は「(神戸空港から列車で約70分の)京都へ行くより早いね」と笑顔で語った。
 神戸発の搭乗率が松本発に比べやや低いことについて、松本市観光温泉課の喜多村博章課長は「(信州が)寒い時期ということもある。春以降は利用も伸びてくるのではないか」と期待していた。

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