政治・経済

明科南こども園工事中断 建設業者が続行不可能

安曇野市は26日の市議会全員協議会で、新園舎が12月に完成予定だった明科中川手の明科南認定こども園について、新園舎建設を受注したイトウ(穂高)から工事を続行することが不可能になったとの届け出があり、契約を解除したことを明らかにした。新園舎は建設工事の途中で、当初予定していた本年度の卒園式と新年度の入園式を新園舎で開催できるか不透明な状況となった。イトウは、経営上の問題で工事を続けられなくなったとしている。

 工事続行不可能の届け出が25日付で市に書面で提出され、市は同日付でイトウとの工事請負契約を解除した。一級建築士の資格を持つ市職員が完成度合いを確認する検査を26日に始めた。今後、その結果を踏まえて残りの工事を発注することになる。
 市子ども支援課によると、新園舎では新たに0~1歳児を受け入れるため、園児は増える。すでに1次申し込みを11月中旬で締め切っており、利用調整に入っている。基本的には工事が間に合うという前提で事務を進めており、仮に間に合わなかった場合でも園児の受け入れができないという事態にはならないように対策を考えるとしている。
 イトウは市民タイムスの取材に対して、民事再生法の適用を申請する準備に入ったことを明らかにした。ただ、債務超過には陥っていないとして、民間の工事は続けるという。新園舎の建設工事の進捗については「(全体の)84%は完成している」としている。

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