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権兵衛峠通行止め1カ月 影響拡大 国交省「仮橋も選択肢」

 台風19号などの大雨に伴う土砂崩落で、木曽と伊那を結ぶ国道361号伊那木曽連絡道路(権兵衛峠道路)が通行止めとなって20日で1カ月となった。復旧を担う国土交通省飯田国道事務所は、崩落箇所に仮橋を架ける方法も視野に復旧を急ぐが、通行再開の時期や方法は確定できていない。木曽の人は早期復旧を祈りつつも不通長期化への対応を余儀なくされている。

 10月20日、権兵衛トンネル伊那側坑口近くの権兵衛2号橋(上伊那郡南箕輪村)で、橋台裏の斜面崩落が見つかり通行止めとなった。その後、橋と坑口の間の道路が幅6~7メートル崩落した。地形が険しく難工事が予想されたため、道路管理者の県に代わり、国が復旧工事を担う。
 飯田国道事務所は、崩落斜面にコンクリートを吹き付け、金属製のくいを打ち込む補強工事を進めている。仮橋による仮復旧も「選択肢」とするが、大雨と崩落の因果関係、対策を見極める必要もあり、実現の可否はまだ見通せないという。
 福田佳典計画課長は、早期復旧を願う声を「十分に承知している」とし「できることを一つずつ積み上げ一日も早く車が通れるようにしたい」と語る。

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