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大勢の文章つなぎ物語に 上松公民館図書室で微分帖

 上松町公民館図書室前で、さまざまな人が簡単な文章をリレー形式で1冊の本のようにつないでいく「微分帖」が作られている。来館者が想像を膨らませながら、面白い話になるように筆を走らせている。

 微分帖は紙を二つ折りにして、単語を中心に4ページに書き込む。次に続く人は、話がつながるように別の紙に同様にして書き込んでいく。最初と最後の内容は決まっているので、紙が何枚も重なることで結末までの内容が膨らんでいく。挿絵でつなげることもできる。
 例えば、1枚目のみだと「3時に なったから おやつを 食べちゃうぞ!」という話が、2枚目が重なることで「3時に なったから ともだちと あそんで いたけれど カフェで おやつを 食べちゃうぞ!」という具合になる。
 町公民館図書室の前では約20組の話が制作中だ。読むと、子供の世界観やはやっている言葉などが垣間見えて面白い。作られた話は22日、「第3回木曽地域ボーダレスアート展colors」に送られ、会場には来場者が話を膨らませられる場所を設ける。
 NPO法人上松町こども未来会議と町公民館図書室が共催する。今後も他町村と協力して微分帖を続けていきたい考えだといい、法人の小林佳奈子理事長は「たくさんの人が、見たことも会ったこともない人とつながるわくわく感を楽しんでほしい」と話している。
 上松町公民館図書室前での微分帖作成は午前8時半~午後9時。ボーダレス展は22~24日、町ひのきの里総合文化センターで開かれ、木曽郡内の福祉施設利用者や支援学級・養護学校に在籍する子供の作品などを展示する。午前9時~午後5時(最終日は2時)。

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