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松川村民100人でオペラ すずの音ホール開館10年で上演

団体の垣根を越えて心を一つに練習に励む出演者たち

 松川村多目的交流センター「すずの音ホール」の開館10周年を盛大に祝おうと、総勢約100人が出演する村民オペラ「ヘンゼルとグレーテル」が16日と17日に同ホールで開かれる。出演者の9割以上をホールの利用団体のメンバーや公募に応じた人など一般の村民が占め、村出身の声楽家らも出演する。プロとアマの垣根や世代を越えて一丸となり、大舞台に向けて練習に励んでいる。

 村や利用団体の代表者らが昨春に実行委員会を立ち上げ、さまざまな分野の団体が共演できるようにオペラを上演することにした。
 指揮・総監督は中村雅夫さん(60)=松川小学校教諭=が、演出・舞台監督は錦織明彦さん(72)=劇団すずの音演出家=が務め、ドイツの作曲家がグリム童話を原作に作曲した全3幕をアレンジして上演する。舞台美術や衣装などはすべて手作りだ。
 普段ホールを利用している劇団すずの音、すずの音子ども合唱団、すずむし合唱団、松川小学校合唱団、松川中学校合唱部、バレエスタジオ・ナディアのメンバーらが出演する。村出身のたぐちたみさん(51)=東京都足立区=や中村綾子さん(26)=同渋谷区=らプロとして活躍する声楽家や、村在住のピアニストなども舞台に立つ。これだけ多くの人が共演するのは初めてだといい、普段は別々に活動する団体が、同じ目標に向かって気持ちを合わせている。
 ヘンゼルを演じる松川中2年・奥原実夢さん(14)は「大勢で演じるのが楽しみ。はらはらどきどきしながら見てほしい」と力を込める。ホールを管理する村社会教育課の丸山明貴子課長補佐は「ホールを愛する皆さんが心を一つに、活動の集大成として臨んでくれている。すばらしい舞台になるのでぜひ見に来てほしい」と話す。
 両日とも午後2時開演で入場料は1000円。16日分は完売。高校生以下は無料だが事前に配る整理券が必要。問い合わせは同ホール(電話0261・62・2481)へ。

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