地域の話題

ハーブティーでおもてなし 池田の商店街が12月から提供

ハーブティーのもてなしを始める前に研修を受ける店主たち
 池田町の商店街で12月、店を訪れたお客に町産のハーブティーを提供してもてなす取り組みが始まる。商店が多い町の特徴を生かして連携し、身近なお茶を通じて「花とハーブの里」をPRする。町ならではの接客でリピーターを増やし、町産ハーブの消費拡大にもつなげたい考えだ。
 町商工会が「ハーブティー普及プロジェクト」として企画した。電気店やおもちゃ店、理美容店など、さまざまな業種の会員事業所25店が協力する。共通のロゴが入った専用ポットでハーブティーを入れ、来店客に味わってもらう。  事前にハーブの知識と接客を学ぶ研修会がこのほど、町内で開かれた。安曇野市穂高有明のハーブ専門店・安曇野ハーブスクエアの代表・牧野静枝さんが講師を務め、各店主や従業員が参加した。町産の桑の葉やカモミール、ラベンダーを中心に、ハーブティーの入れ方、ハーブの歴史や成分、効能などを学んだ。お茶を入れる練習をして試飲もした。  町内では、町ハーブセンターで町産の茶葉を販売しているが、ハーブティーを飲める飲食店はほとんどなく、住民や観光客から「ハーブティーを飲める場所がほしい」という声が上がっていた。商店では来客にコーヒーやお茶を出す機会があるため、ハーブティーを加えてもらうことにした。  商工会は、一過性ではなく通年の実施を考えている。各店の従業員が知識や意識を高め、ハーブの魅力を伝えられるように今後、勉強会を開く予定だ。高価なハーブの茶葉を購入しやすいよう、町ハーブセンターに値引き交渉もする。  12月までに参加店一覧のリーフレットを作成し、店頭に共通ステッカーを貼る。商業部会長・西窪一雄さんは「町ならではのおもてなしでハーブの魅力を伝え、商店街の活性化にもつなげたい」と話している。