教育・子育て

「県きのこの日」に麻績小児童が地産地消の意義学ぶ

エノキタケを持ち帰るため、培地から取り外す児童

 県産農畜産物のおいしさや地産地消の意義、「食」の大切さを子供たちに伝える活動「旬ちゃんと地産地消について学ぼう!」が「県きのこの日」の11日、麻績村の麻績小学校で行われた。村産エノキタケなどの知識を学び、県産の食材をふんだんに使った給食を味わった。99人の児童は食べることを通じて、地域の魅力を感じていた。

 県やJA長野県グループなどでつくる「おいしい信州ふーど」キャンペーン推進委員会が行った。学校訪問を重ね、同趣旨の活動をしている。
 県の担当者は「地産地消ってどんな意味」などと問い掛け、晴天率が高く、昼夜の寒暖差が大きい県内ではおいしい野菜や果物ができると説明し「好き嫌いをせず、何でも食べてください」と語り掛けた。県地産地消推進キャラクター・旬ちゃんなどが登場した。
 エノキタケ生産者・三浦充さん(48)=日=は栽培の難しさに触れつつ「おみそ汁や炒め物に使い、エノキタケを毎日のお友達にして」と呼び掛けた。
 全児童に、三浦さんが生産したエノキタケが1袋ずつ配られた。5年の柳澤唯人君(11)は「育てる難しさが興味深い。もらったエノキタケは焼いて食べたい」と話していた。
 「信州ポークのゴロゴロカレー」やキノコが入る「森のサラダ」、シナノゴールド品種のリンゴの給食をみんなで食べた。3年の黒岩千隼君(9)は「肉に甘みとうま味があっておいしい」と大喜びしていた。給食の食材の多くは、全農長野が提供した。
 「食」という切り口で、生産や流通、消費といった広い知識を伝えた。福田弘彦校長は「村の産品が喜ばれて消費されていることを感じるのが大切。ふるさとの良さに目を向け、誇りを持てるようになってほしい」と期待していた。

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