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塩尻筑南勤労者福祉サービスセンターが20周年

 「働く仲間の応援団」を掲げ、中小企業に対する福利厚生事業を展開する、塩尻筑南勤労者福祉サービスセンター(塩尻市大門七番町、佐々木實理事長)が本年度で20周年を迎えた。昭和48年設立の市勤労者互助会を母体とし、朝日村や山形村も管轄に加えながら平成11年に現行組織となった。会員の高齢化や後継者不足に伴う会員数減少という課題を抱えつつ、働く世代や家族の福祉向上を図り続けており、輪の広がりを願いながら22日に記念式典を開く。

 単独では福利厚生の充実が難しい中小企業など300人以下の事業所を対象とし、1日現在で塩尻、朝日、山形3市村の777事業所・3043人が加盟している。会員が負担する月550円の会費と3市村からの補助金を運営費に充てながら慶弔金や各種補助金の支給、飲食や宿泊の割引サービス提供、お得なレジャーやレクリエーションの推奨を通年で展開しており「非常に喜ばれている」(事務局)。
 年7回の情報誌発行も欠かさず、ハピネスセンターを愛称に25年には一般財団法人に移行した。
 一方、会員数は近年減少傾向にある。センターによれば会員事業所数の約8割が家族経営や個人事業主といった4人以下の事業所で、高齢化や後継者不足などを背景に脱会するケースが少なくない。大企業と中小企業の間で従業員らに対する福祉に大きな開きが指摘される中、宮本京子事務局長は「充実した事業を継続するためにも意義を広く知ってもらい新たな会員を増やしたい」と話していた。
 記念式典は22日午後6時から同市大門一番町の中信会館で開き、飲食や余興を楽しみながら会員の交流を図る。