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塩尻の高原通りでケヤキ並木伐採

高原通りで進められているケヤキの伐採作業

 塩尻市広丘高出の市道野村大門線(通称・高原通り)沿いにあるケヤキ並木の伐採作業が始まった。落ち葉に苦慮する近隣住民からの要望を受け、「桔梗小入口」交差点の周辺から塩尻消防署前の交差点を越えて市中央スポーツ公園サッカー場までの約400メートルの区間にある34本を全て切り倒す計画で、市民に親しまれた並木が姿を消す。

 市建設課によると、ケヤキは30年ほど前に植樹された。夏は歩道に木陰を作り、秋は紅葉して、通る人たちを楽しませていた。一方で、年月がたち大きくなった木からは大量の枯れ葉が落ち、民家の敷地内にも入り込んで住民の迷惑となっていた。
 地元の高出3区を中心に高出地区から伐採の要望があった。枝を切るなどして数年おきに対処してきたが維持管理が難しくなり、検討を続けてきた結果、昨年の市道高校北通線に続いて伐採作業を行うことになった。
 事業費は約350万円で、15日ころまでの日程で道路の一部を片側通行にし、枝を落とした後に根元から切り倒す作業を進めている。一帯の伐採の完了後は、大きくなりすぎず管理が容易な植木への樹種転換を検討している。
 通り沿いに住む女性(58)は「毎年大きな袋に20袋以上もの落ち葉を掃除して大変だった。木にはかわいそうだけど、伐採してくれるのはありがたい」と歓迎する。一方で近くの男性(41)は「落ち葉掃除がなくなって良かったと思う半面、個人的にはケヤキで四季を感じていたので並木がなくなるのは寂しい」と惜しんでいた。