教育・子育て

世界の子供へ服4000着 豊科南小6年2組活動

 安曇野市の豊科南小学校6年2組(担任・木田達也教諭、33人)が、難民など衣類が足りなくて困っている世界じゅうの子供たちに服を届けようと、地域の人たちから不要な子供服を募る活動を始めて4カ月余りがたち、これまでに4000着を超える服が集まった。服を畳んで段ボール箱に詰める作業にも励んでいる。

 児童5人がこのほど穂高のカジュアル衣料品店「ジーユー」安曇野穂高店前で、来店者に協力を呼び掛けた。自分たちで作ったチラシを手渡し「よろしくお願いします」と元気良く声を掛けていた。高樋ゆずさん(12)は「知らない人にチラシを渡すのは緊張したけれど、たくさんの人に協力してほしい」と力を込めた。
 授業で世界の難民の現状を学んだのがきっかけだった。自分たちにもできることがないかと調べ、ジーユーなどを全国展開するファーストリテイリング(本社・山口市)が主催するプロジェクト「届けよう、服のチカラ」への参加を決めた。ポスターや回収箱も手作りして7月ころから、校内や地域で呼び掛けを始めた。
 ジーユー安曇野穂高店の堀井彰店長は「4000着は簡単には集まらない数だ。子供たちが一生懸命呼び掛けてくれたおかげ」と話していた。
 子供服の回収は11月29日まで、同店と豊科南小で行っている。募る服のサイズは乳幼児用から160㌢まで。靴下や帽子、小物は受け付けない。洗濯しておくことが望ましい。集まった子供服は今月から順次、ジーユーを通じて海外の難民キャンプに届けられる。