連載・特集

2019.11.13みすず野

 「8020運動」は厚生省(当時)と日本歯科医師会が、80歳で自分の歯を20本残し、その歯でよく噛んで食べることが、健康長寿につながると、30年ほど前から提唱している運動。近年は、虫歯や歯周病などの原因となる口の中の細菌が、全身の健康に影響を及ぼすこともわかってきた◆虫歯や歯周病にならない予防が、何より大事なのだが、元松本市歯科医師会会長の飯島和彦さんは、歯科医院を開業した半世紀前から、これに取り組み、定期検診等をいち早く実施した。通院者のうち「8020達成者」は現在、80人を超えるという。「予防に勝る治療はありません」◆年を取って予防しても時すでに遅し。やはり幼少期から、しっかり噛んで食事をし、食後は、正しい方法で歯磨きする習慣をつける、つけさせる。校医としての務めも長年果たしてきた。50年間、病気で休診した日は一日もない。16日に松本市の深志神社梅風閣で、開院50周年の催しを開く◆その第2部で、飯島さんが記念講演、信大医学部歯科口腔外科の栗田浩教授が「健康をささええる歯科医療」と題して話す。一般公開されるので、足を運べば耳を傾けられる。

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