連載・特集

2019.11.10みすず野

 家の前の神社の大ケヤキがもうじき落ち葉を降らせる。ほうきとブリキのちり取りを手に「寒山拾得みたい」と笑っていられるのは初めのうちだけで、翌朝も翌々朝も歩道に吹き寄せられた落ち葉を見るとうんざり◆安曇野支社にもケヤキの大木があり、隣の畑との境の用水路が詰まらないよう落ち葉集めに精を出す。職場でもレレレのおじさんだ。こちらは同僚が畑の堆肥に使うと言って幾袋も喜んで持っていくから、いくらか苦労が報われる。こずえを見上げると今年もそろそろ◆保育園の焼き芋会を取りやめたり、縮小したりといった動きが紙面にあった。塩尻では市街のケヤキ並木の伐採が始まった。近隣の迷惑はよく分かる。一方で風物詩の〈落ち葉たき〉や、カサコソと踏む音をたてながら散歩する風景がいずれなくなるかもと考えたら、やはり少し寂しい◆一年納めの九州場所が初日を迎える。われらの御嶽海は、復活を期す大関・貴景勝や台頭目覚ましい新小結・朝乃山との対戦が鍵になろう。J1残留が懸かる松本山雅FCは敵地で鳥栖との大一番。きょうは夕方にかけてテレビにくぎ付けとなりそうだ。朗報を待ちたい。

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