政治・経済

新人の花村恵子氏 松本市長選に出馬へ

 任期満了に伴う来年3月8日告示、15日投開票の松本市長選挙に、介護福祉士で元テレビ朝日記者の花村恵子氏(52)=松本市沢村2=が28日、無所属で立候補する意思を固めた。市民タイムスの取材に対し「市政と市民をつなげ、多様性を認め合い、つながり合うまちにしたい」と意欲を語った。11月中旬にも正式表明する。

 市長選には、平成28年の前回選で落選した元NHK解説委員の臥雲義尚氏(56)=同市中央3=がすでに立候補の意思を表明しており、花村氏が出馬の意向を示したことで、選挙戦になることが確実な情勢となった。
 花村氏は介護士の経験も踏まえ、現職の菅谷昭氏(75)が進めている「健康寿命延伸都市・松本」の施策を評価し「その取り組みを引き継ぐ」とする。子供を含めて多くの市民から直接話を聞いて施策に反映させるとし「一人一人が生涯学び続け、生きがいを持ち、安心して暮らせるまちをつくる」と話している。小学校から高校までの同窓生や、市民活動をしている市民の支援を受ける。
 花村氏は松本深志高校、上智大学文学部を卒業後、平成2年にテレビ朝日に入社した。社会部や政治部などの記者として、阪神・淡路大震災や薬害エイズ事件などを取材、報道番組の制作にも携わった。25年に同社を退社、職業訓練校で介護を学び、福祉施設で勤務した。介護福祉士の資格も取得した。
 市長選を巡っては、現職で4期目の菅谷氏は進退を明らかにしていない。松本市出身者で行政関係者の男性(59)の擁立を目指す動きもあり、選挙戦の構図は固まっていない。