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ピアノ演奏会善意の音色 台風被災地支援RC松本駅自由通路で

 台風19号により甚大な被害を受けた人たちを支援しようと26日、松本駅東西自由通路の一角に設置されている、誰もが自由に弾けるピアノ「楽都まつもと夢ピアノ」のチャリティー演奏会が開かれた。愛好者らが次々と優美な音色を奏で、立ち寄った駅利用者らが会場に置かれた募金箱に善意を寄せた。

 夢ピアノを管理運営する一般社団法人・まつもと夢ピアノ(折井正明代表)を立ち上げた松本ロータリークラブ(RC)が、松本市内で26日と27日に開かれる国際ロータリー第2600地区(長野県)の大会に合わせて主催した。指導者や子供ら7人のボランティア奏者がリレー形式で演奏をつないだほか、高校生ら飛び入りの愛好者も多彩なジャンルの曲で聴衆を魅了した。
 いずれも安曇野市穂高南小学校5年生で同じピアノ教室に通う竹中保乃夏さん(11)と伊藤美紅さん(11)は独奏と連弾を披露した。竹中さんは「よく響いて気持ちよかった。少しでも被災した人の助けになれば」とほほ笑み、伊藤さんは「被災した人たちに今までのような暮らしが早く戻ってほしいと願いを込めた」と話していた。
 夢ピアノを使った演奏会は設置した8月のお披露目以来という。折井代表は「多くの協力をいただき短期間の準備でも開催できた。被災された方たちに癒やしのメロディーと役に立ちたいと思う気持ちが届けば」と願った。
 演奏会の様子は録画し、27日の地区大会本会議で流す。義援金は大会出席者からも募り、演奏会で集まった分と合わせ後日被災地へ届ける。

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