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権兵衛峠道路崩落 国会議員や木曽の首長が視察

崩落した国道361号。権兵衛2号橋の橋台裏側は土砂が崩れた

 木曽と伊那を結ぶ国道361号の伊那木曽連絡道路(権兵衛峠道路)が伊那側の土砂崩落に伴い全面通行止めとなっている問題で、国と県、地元の関係者が26日、崩落現場を視察した。県によると、復旧の見通しは立っていない。早期復旧に向けた情報交換の中で、道路を管理する県に代わり国が権限代行で復旧工事を行う可能性が示された。

 現場は権兵衛トンネルの伊那側坑口付近の権兵衛2号橋(上伊那郡南箕輪村)で、橋台裏側の土砂が崩れている。さらに坑口から2号橋までの道路も崩落している。20日午前9時に通行止めとなった。22日には委託業者がパトロール中に道路の崩落を発見した。
 視察には、いずれも衆議院議員で長野4区選出の後藤茂之氏と長野5区選出の宮下一郎氏、木曽町の原久仁男町長、木祖村の唐澤一寛村長らが訪れ、県の担当者から崩落状況の説明を受けた。
 後藤氏は「木曽からは仕事や通院で伊那に通う人もいる。伊那からはスキーをしに木曽へ来る。双方にとって重要な道路」との認識を示した上で「国が全力を挙げてネットワーク道路の復旧に尽くしたい。来週には権限代行で国が(復旧工事を)引き取ることになる見込み」と語った。
 県によると、28日からボーリング調査や湧水の位置、地盤の傾きや沈下についての調査を始めるとしている。