地域の話題

菊花華やか深まる秋 松本城11月8日まで

本丸庭園で始まった菊花展

 松本市の松本城本丸庭園で25日、江戸時代から愛されてきた菊に親しむ第60回国宝松本城「菊花展」(市教育委員会主催、松菊会主管)が始まった。松菊会や小中学校、一般から出品された約580点が並び、本丸庭園に優雅さや華やかさを添えている。11月8日まで行われている。

 大菊の部では、一区画内に複数の菊を並べて空間を表現した「特作花壇」があり、来年の東京五輪をイメージした作品など個性やセンスが光っている。草丈の伸びを抑えた「ダルマ作り」や「福助作り」の作品はどっしりとしていて見応えがある。小菊の部では開花していない作品が多いものの、枯れ木や岩に菊を沿わせて仕立てた作品など、わびさびを感じさせている。
 妻と友人の3人で松本城観光に訪れた長岡健三さん(72)=岡山県=は「菊は日本古来のものだから城の雰囲気に合う」と話し、ゆっくりと鑑賞を楽しんでいた。松菊会の赤羽孝純会長は「作品発表の場をつくっていることに加え、お城の観光につながればという思い」と語った。
 開場は午前8時半~午後5時。26日からは来館者を誘導する初めての取り組みとして菊のプランターを並べて作品を身近に鑑賞できるようにもする。

連載・特集

もっと見る